被災地訪問 スタディツアー

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      前日の雨がすっきり晴れて快晴となった929日、東日本大震災から7年目となり震災遺構として保存されることになった荒浜小学校や、若林区の海岸地区を訪ねるツアーを企画し沢山の方が参加して下さいました。

     宮城県東部の太平洋に面した長い海岸線は311の大震災の日、想像に絶する大津波に襲われました。大震災後、私達は石巻、女川、気仙沼方面などを訪れて被害の状況を目のあたりにし、当事者の方々のお話を伺うなどのスタディツアーを毎年実施し、荒浜方面を訪れるのは今年で3回目となります。今回も「産直広場ぐるぐる」の方達が下見の段階から手伝って下さいました。

     

     街の喧騒を走り抜けて一路バスで南へ。一番先に訪れたのは浄土寺です。江戸時代頃に創建されたという浄土寺は海岸線500600m辺りにありましたが311の大津波で全壊し、檀信徒135人が犠牲になりました。現在は被災した荒浜から2.5キロ内陸のこの地に移転しましたが、本堂再建は檀信徒の大半が被災していて寄進も無く、また宗教法人は公費補助も得られず、自力再建の道は険しかったとのことでした。瓦礫こそなくなりましたが被災地にぽつんと再建された本堂で、中沢住職はこれからは地域の活性化のために努めたいと静かに話されました。お寺は檀家さん達の「こころのよりどころ」となることでしょう。

     ヘドロや瓦礫は無くなり、真新しい災害公営住宅が少しずつ建ち始めている荒浜地区の中で唯一大きな姿を見せている荒浜小学校を次に訪れました。平日にもかかわらず次々と貸切バスやタクシーなどが来ていましたが、それだけ人々の関心が向けられているのは本当に嬉しく思われました。明治6年に開校した荒浜小学校も海岸から700mくらいの場所で、校舎の2階の壁には津波の高さがマークされていました。1階は津波の跡がほとんどそのまま残されて居り、2階・3階と当時の惨状を物語る映像やパノラマが展示され、職員の方が丁寧に説明して下さいました。

    中でも震災前の荒浜地区のパノラマは、住んでいた方達が一軒一軒自分の家の屋根の色まで再現し、小さな旗に自分の家の名前をはっきりと書いてありました。海水浴場として賑わっていた荒浜地区は海岸線まで400世帯を超える住宅が建っており約3000名の住人のうち190名が亡くなっています。屋上に避難した人々や当時の上空から撮ったすさまじい映像も見ました。外国のサッカー選手達も訪れていましたが、どんな感想を持たれたでしょうか。

     昼食は近頃有名な「もろやファームキッチン」で旬野菜ランチを頂きましたが大変美味しかったです。ここのご主人も被災者で、農園の農業用地下水はまだ塩分が残っているとのことでした。

     

     食後はすぐ目の前の地下鉄駅東西線の荒井駅で駅構内の「せんだい311メモリアル交流館」を訪れ、職員の方に説明していただきながら1階・2階を見学しました。ここは地下鉄駅完成と共にいち早く作られましたが、今は写真展示が主で、展示物の殆どが荒浜小学校に移されました。でも忙しい方は小学校まで行かれなくてもこちらでも震災の被害などは充分に伝わると思いました。

     それぞれに沢山の想いを胸に、地下鉄駅で解散。帰途につきましたが、まだまだ復興は道半ばです。7年経とうとしていますが、瓦礫やヘドロが無くなっただけで、あの穏やかな海には未だ還らない人も居り、海水浴も出来ない状況です。災害の恐ろしさを経験し、学んだ私達は何をすれば良いのか、深く考え乍ら帰って参りました。 RK


    みんなでいきいきサロン 10月12日

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      昨日の小雨もやんだ朝、10月第2週目の「みんなでいきいきサロン」が開かれました。

      今日のプログラムは「秋を楽しむ」というテーマでの語り合いの日です。

       

      いつものごとく語り合いのテーマから外れたところで、みんなの話し合いが盛り上がりました。それは食欲の秋ということで、芋煮会をしたいという意見が出され、いつ、どのような芋煮会にするかということで、いろいろな意見や要望が出てきました。

      結論として、11月9日に芋煮会を開くことになり、有志が当日は早くきて準備し、芋煮を用意するということになりました。

      また上杉地区の民生委員の方々のご助力を頼みとすることになりますが、快く引き受けてくださり本当に感謝です。

      「みんなでいきいきサロン」も3年目を迎えていますが、このサロンの誕生の力になり、支え手になってくださっているのは、民生委員の方々です。

      地域のご高齢の人たちが馴染みのないところに足を運んで参加するというとことは、考えてみますとそう簡単なことではありません。そうしたご高齢の人たちが安心と信頼を寄せてこの仙台YWCAの主催するサロンに参加してくださることのひとつには、民生委員の方たちの存在が大きいということを覚えます。町内会長さんのご協力もあり、地域に根ざしたサロンとなることができました。

       

      今日のプログラムで、気づいた事はサロンが「みんなのためのみんなによるサロン」として成長してくることができたということです。みんなが、サロンを楽しい、有意義なところにしたいという思いから、奉仕をし、いろいろな考えや意見を出してくださるようになってきました。受け身の参加ではなくて、プログラムの担い手として参加してくださっている様子に、「みんなによるみんなのためのサロン」への歩みを見ることができました。

      与えられた今の歩みの一歩一歩を感謝しつつ、大切にしていきたいと思いました。

                                                    Y.M


      10月子育てひろば「子どもにとって幼稚園は」 畑山みさ子先生のお話・個別相談・親子交流

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         子育てひろば 10月4日(水)

          「子どもにとって幼稚園は」

         

         ほとんど毎回参加の親子とはすっかり顔馴染みとなり、託児で親と子が別れる際の泣き声も随分小さくなってきました。今回のテーマは幼稚園。就学前の子どもの施設は幼稚園のみならず、保育所と認定こども園の3種類あります。畑山みさ子先生は幼稚園は文部科学省所管で「学校教育法」に基づく幼児教育施設、保育所は厚生労働省所管で「児童福祉法」に基づく福祉施設、認定こども園は内閣府所管で「就学前の子どもに関する教育、保育等の総合的な提供の推進に関する法律」に基づく施設と、それぞれの違いを説明した後、今回のテーマである幼稚園については特に詳細に説明してくださいました。参加者の中には「何を基準にして幼稚園を選んだらよいか」と迷っている人も多かったのですが、先生の「各幼稚園の華々しいコマーシャルに惑わされずに、子どもの立場で考えて選んでください」のひと声に、全員大きく頷いていました。

         参加者の中にニュージーランド在住の女性がいて、「今日は本当に勉強になりました。次回の『しつけはどうしたら』にも参加したいのですが、間もなく帰国しなければなりません。また日本に来た時に参加したいです。息子も託児の経験が出来て良かったです。ありがとうございました」と感想を書いてくださいました。またの出会いが楽しみです。    (K・I)


        みんなでいきいきサロン 10月5日

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          10月に入り、見上げた秋の空は高く青く澄みわたっていました。

          少し空気が冷たく感じられる朝に、10月最初の「みんなでいきいきサロン」が開かれました。今日は、外記丁町内会の役員をしておられるOさんが初めて参加されました。毎月町内会に配られてくるサロンのチラシをご覧になっていて、どのような集会か関心を持たれ、よければ皆さんに紹介してゆきたいとのこと。本当にうれしい訪問でした。

           

          今日は10月の第1週ということで、10月生まれの方のお誕生日をお祝いする日です。

          10月にお誕生日を迎えるかたはSさんとMさんです。

          Sさんは、おおらかで受容力と行動力があって、尊敬する先輩のおひとりですが、自分史とも言えるようなお話を伺いながら、そのお人柄が形作られてきた背景を垣間見た思いがしました。戦中、戦後の生き抜くことの大変な時代のことを、ユーモアを込めてお話になっているのを聞きながら、時の流れの中でつらかったことも今は懐かしい思い出に変えられている幸いを覚えました。

          お母さんのふるさとや子供時代過ごしたところを家族に助けてもらいながら探し訪ねる旅をなさったとのこと、人生の足跡をたどりたい思いにふと捉われることがありますが、実行なさるところがSさんらしいです。

           

          Mさんは、お話になる代わりに森山良子さんの「家族写真」という歌をCDで聞かせてくださいました。松井五郎さんの作詞ですが、その詞の中に「変わらないところに帰って行ける場所がある。忘れないでぬくもりは、どこにもいかない」「忘れないで思い出は、どこにもいかない」ということばに、Mさんのお誕生日を迎える心の思いを想像しました。

          お誕生日に自分をはぐくんでくれた家族の温かいぬくもりを思い出すことのできるMさんの恵まれた幸せな人生を思いました。

           

          お誕生日のお祝いの歌、「野菊」、「四季の歌」を歌ったり、田村さんと民生委員の遠藤さんによる脳トレがあったりと、盛りだくさんのプログラムの一日でした。

                                                          Y.M

           

           

           


          みんなでいきいきサロン 9月28日

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            前日までさわやかな秋晴れが続いて、今朝は久しぶりの朝からの雨となりました。足元の悪いなか、初めての参加者も多くお迎えして9月最後の「みんなでいきいきサロン」が開かれました。

             

            今日は第4週ということで講師に若生克雄さんをお迎えして「上杉山通地区旧町名の由来について」お話を聞く機会が与えられました。講師の若生さんは、90 才というご高齢ですが、教師を定年後、研鑽を積んでこられた仙台の地名の由来について、わかりやすくお話しをしてくださいました。

            仙台市内の地図を広げてまず気づくことは、碁盤の目のように通りがあって京都の街並みのように整然と区画されているということです。それは江戸時代に平坦な場所に築かれた城下町の名残を示すもので、今も侍の住んでいたところを示す「丁」と町人の住んでいたところを示す「町」を使い分けて地名が残っているのは、このことに由来していると以前聞いたことがありました。

            上杉一丁目の外記丁という地名は、政宗から武勇の功績として藩臣齋藤外記が願っていただいた地名であり、上杉三丁目の同心町という地名は町奉行の配下にあった同心衆(今の警察)が住んでいたことに由来する地名であるとのこと、そうした旧町名が現在も外記丁通り、同心町通りとして名をとどめていて、城下町があったことを今も伝えていることを講座で知りました。また、上杉山通りという地名は、北一番丁から杉山(台原)に達する通りのひとつであることを示すことも教えられました。

             

            NHKテレビの番組で家族の歴史をたどる「ファミリー ヒストリー」、とか自分の名前の由来を探求する番組は、現在から過去に戻り、過去から現在に至る時の流れを振り返ってみることのできる内容が、心惹かれるところとなっていますが、自分たちの住んでいる地名の由来を知ることも過去とつながる通りのひとつと言えるかもしれません.        Y.M

             



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