みんなでいきいきサロン7月11日

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     今日は 認知症についての理解を深めましょうということで、近江由香里さんが用意されたレジメによる説明を加えながら、詳しくお話をして頂きました。

     まず「認知症とは?」ですが、一般には「成人後に脳に損傷を受けることによって認知機能が低下する状態」と思われます。今回はより詳しく、「いったん正常に発達した知的機能が持続的に低下し、社会生活に支障(概ね6か月以上継続して)をきたすようになった状態を指す」と学びました。とにかく認知症とは「病名」ではなく、「状態」を指すそうです。さてここでクイズですが、高齢者の約 何人に一人が認知症でしょうか? 答えは2018年時点で 7人に1人です。では次に2012年時点で認知症または軽度認知障害(MCI)は何人に一人でしょうか? 答えは4人に一人です。MCIとは健常者と認知症の人の中間のグレイゾーンにいる人で改善可能な人々ですが、その人たちを加えると、かなり大きい数字になることに驚かされました。

     認知症を引き起こす病気の中で主なものは4つ。1)アルツハイマー病 2)脳血管性認知症、3)レビー小体型認知症、4)前頭側頭型認知症等です。この中で予防可能なものは脳血管性認知症で、禁煙等で生活習慣病を予防することにより効果が期待されるそうです。

     認知症のイメージとは?周辺症状として徘徊や幻覚・暴力・妄想などがあり、中核症状としては記憶障害・見当識障害(今日は何月何日かわからない)・理解判断力障害(ATM使えない)・実行機能障害(スーパーに行くが買い物ができない)失語・失認識(おはようと挨拶されても理解できない)等が見られます。

     認知症の人への対応として心掛けたいことは、次の3点です。

    1. 驚かせない。2 急がせない。 3自尊心を傷つけない。

    そして実際に話す時には、相手の人に目線を合わせて、穏やかにはっきりした話し方をする。相手の言葉に耳を傾けて、ゆっくり対応する。声をかける時はその人の前に立ち一対一で余裕をもって話すなどよく見守り観察することが必要です。

     今日の参加者が一番聞きたいのは認知症の特効薬がありますかという質問でしたが、今の所まだないそうです。従って現在の対策としては、認知症の発症を遅らせて、もし認知症になってもきちんと適応できる社会を目指すことでした。

    今後「予防」と「共生」を推進してゆくにあたり、次の3点が基本と示されました。 

    1 認知症は誰もがなりうるもので、多くの人にとって身近なものになっている。

    2 生活上に困難が生じた場合でも、周囲や地域の協力を得て、本人が前向きに

      自分らしく暮らし続けられる社会を目指す。

    3 運動不足の改善、糖尿病や高血圧などの生活習慣病の予防、社会参加による役割の保持が認知症の発症を遅らせる可能性がある。

      以上のお話を詳しくお聞きして、「認知症」への理解が深まりました。これからは今まで以上に健康の保持に留意して、健康寿命を延ばすため頑張りましょう! 

    Y.K


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      • 2019.08.20 Tuesday
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      • 15:42
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