みんなでいきいきサロン10月25日

0

    街路樹のイチョウの木も色づき始めた秋晴れの朝、10月最後の「みんなでいきいきサロン」が開かれました。

     

    今日は、今年の4月に続いて第2弾?の楽しみにしていた「民話」を聞く時を持ちました。語り手は前回とても好評だった菅井清子さんと須田はるみさんのお二人に今回もお願いしました。

    窓から陽が差す明るい会場でしたが、お二人とも民話の語り手らしい装いで登場され、民家の薄暗いお部屋の炉端に座って民話を聞いているかのような静かな穏やかな空気に包まれました。

    本来、民話は小さな子供に語り伝えることが原点にあるからでしょうか、民話には、子供の抱く素朴な疑問に答えるもの、物事の由来を教えるもの、生き方を教えるもの、という3つのパターンがあるように思えました。

     

    菅井さんが語ってくださった「月のうさぎ」には、子供の疑問「なぜお月様には、うさぎが餅をついているのが見えるの?」にこたえるお話しから始まって、生き方を教えるパターンでお話が結ばれていることが分かります。

    何も食べていない気の毒なおじいさん(実は神様)を助けるために自分を犠牲にしたうさぎを、神様は高くあげて月に住み餅をつくうさぎとされたというお話を語りながら、困っている人や、助けを必要とする人のために尽くすことの大切さを教える教訓的な内容を持つ民話になっています。また「鍋の仲間っこ」というお話も、仲間を大切にすることを教えるものでした。おばあちゃんが、孫たちに、どのように生きてほしいかを民話の形で教えていったのでしょう。

     

    須田さんが語ってくださった「葛の葉」は、「なぜ夕方になると、山の奥の方から、キツネのコーン、コーンと鳴く声が聞こえるの?」という子供の疑問に答え、そこには母キツネと人間との間に生まれた子との哀しい別離と心のつながりがあることを語っています。またこのお話には、陰陽師 安部晴明こそ母キツネと人との間に誕生した子供であるという伝説がもとになっているということですから人物の由来を伝えるパターンから出てきたものと言えます。

    「葛の葉」は、別れた親子の情愛が、取り交わす歌に込められていて、聞くものをしんみりとさせ、情感豊かな民話の世界にいざなうものでした。

    民話には、ほっこりという言葉がぴったりな、温かさとゆったりした穏やかさがありました。

    恵まれた、豊かなひと時を与えてくださった菅井さん、須田さん、本当にありがとうございました。                                        Y.M.     


    スポンサーサイト

    0
      • 2018.11.09 Friday
      • -
      • 16:28
      • -
      • -
      • by スポンサードリンク

      コメント
      コメントする








         

      PR

      calendar

      S M T W T F S
          123
      45678910
      11121314151617
      18192021222324
      252627282930 
      << November 2018 >>

      selected entries

      categories

      archives

      recommend

      links

      profile

      書いた記事数:181 最後に更新した日:2018/11/09

      search this site.

      others

      mobile

      qrcode

      powered

      無料ブログ作成サービス JUGEM